〒731-5136 広島県広島市佐伯区楽々園5丁目9 楽々園クリニックビル3F
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診療案内:一般内科

Medical Care診療案内

呼吸器内科

診療案内:呼吸器内科

「熱が続く」「咳が止まらない」「息切れがする」などのお悩みはありませんか?喘息(ぜんそく)やCOPD、睡眠時無呼吸症候群、肺炎、肺がんなど呼吸器の病気はたくさんあります。当クリニックでは呼吸器・アレルギーの専門医として豊富な経験のもと、皆様の「かかりつけ医」として、正確な診断・適切な治療をお約束します。どのようなことでもお気軽にご相談ください。

よくある症状について

呼吸器科内科でよくある症状などについて。
記載のもの以外でも不安に思う体の不調等ありましたら当院にご相談ください。

肺がん

日本では毎年30万人を超える人々が、がんで亡くなっています。この中でも、肺がんは進行がんが多く死亡者数が第1位であり、治療のためには、2cm以下の小型の早期肺がんを見つけることが最も効果があると考えられています。CT検査はレントゲンでは見えない小さな病変を見つけ出すことが可能です。CT検査で、早期肺がんを発見することにより、肺がんの死亡率を少なくすることが期待されています。当クリニックでは、呼吸器内科専門医のみでなく、放射線科専門医(遠隔画像読影:エムネス)のダブルチェックの読影を提供し、可能な限り正確で適切な治療方針を提供させていただきます。CT検査は保険料3割負担の方で、4,400円程度ですので、お気軽にご相談ください。

<肺癌のリスク因子>
  • 喫煙者・元喫煙者で喫煙指数(1日の喫煙の本数×喫煙年数)が400を超える人
  • 同居の方が喫煙者で、受動喫煙の影響がある人
  • ご家族内で肺癌に罹患された方がおられる人 …など

肺炎 気管支炎

風邪をこじらせて1週間以上発熱が続く、咳や色のついた痰が増えていくなどの症状があれば、ウイルス感染に気管支や肺に細菌が繁殖している場合が考えられます。気管支炎や肺炎となれば、自然治癒は見込めませんので、放置しておくと命に関わる状態になります。特に高齢者は口腔内の食物や唾液を誤嚥されたりして、呼吸器症状がなくても肺炎に罹られることもよくあります。当クリニックでは、レントゲンやCT検査、採血を直ぐに検査・診断できます。しかし風邪で受診されても無駄な検査をすることはありませんので、安心して受診してください。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDの原因のほとんどはたばこで、慢性的な咳・痰・息切れなどの症状が40歳代から徐々に現れてきます。重症化すれば、日常生活が不自由となり、酸素の吸入が必要となる場合もあります。レントゲンや肺機能検査(スパイロメトリー)で診断し、「肺年齢」を算出してタバコによる肺の機能障害の程度も分かります。早期に診断、治療することで症状の進行を止めることができます。

間質性肺炎

間質性肺炎は、多くは原因不明で緩やかに肺が硬くなっていき、次第に呼吸がしづらくなる・咳が出るなどの症状が進行していきます。急に悪化して日常生活でも酸素投与が必要になったり、命に関わることもあります。40歳以上で息切れや咳が気になる方は、採血やレントゲン、CT検査などで検査してみましょう。

肺結核

肺結核は年々減少していますが、現代でも新規に罹患する場合もあり家族に感染することもあります。自覚症状としては、慢性的な咳・痰・血痰・だるさ・微熱・体重減少などが挙げられます。しかしきちんと診断し治療すれば治る病気です。

肺非結核性抗酸菌症

肺非結核性抗酸菌症は、土や水などの環境中にいる抗酸菌に感染する病気ですが、人には感染することはありません。検診の胸部エックス線検査で発見されることも多く、ゆっくり数年の経過で咳や痰、血痰や微熱などの症状が進行します。菌が完全に消えることはほとんどなく、長期的な治療が必要となる病気です。